日本の製造業のなかでも「ガラパゴス化」が課題となっている工作機械の分野では、制御機器メーカーが独自の思想で制御システムを設計・開発してきた歴史が多く、機械同士の連携による生産性向上を目指したスマート化に時間がかかります。そんな状況に危機感を募らせているのが、製造業界の常識を覆す先進的な「PC制御システム」を手がけてきたベッコフオートメーションです。 業界に先駆けて「オープンな工作機械」のコンセプトを作り込んでいる同社が抱えていた課題とは何だったのでしょうか。代表取締役社長の川野俊充さんに、パートナー企業へ期待することや、今後の展望についてもお聞きしました。